松戸市K様邸|サイディングの美しさを残すクリア塗装と屋根漆喰・シーリング工事
こんにちは! 松戸市の外壁塗装・屋根塗装専門店、中沢塗装です! 当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、千葉県松戸市で行いました、K様邸の外壁塗装(クリア仕上げ)・付帯部塗装および屋根の漆喰(しっくい)補修工事をご紹介します。
約1ヶ月間、細部までこだわり抜いて丁寧に施工させていただきました。施工前のお悩みの状態から、新築のような美しさを取り戻すまでの全プロセスをお届けします!

実施した工事内容
・外壁塗装
・シーリング打ち替え
・サイディング下地補修・バルコニー下軒天井張替え
・屋根漆喰(しっくい)補修作業
・付帯部塗装
エリア
松戸市
施工期間
約1ヵ月
使用商材
【外壁塗装】
ピュアライド UVプロテクトDFクリヤー/つや有り(下塗り・上塗り)
アクセント外壁/ブリックタイル(アクセント外壁)
現地調査時の様子
まず最初に行うのは、住まいの健康状態をしっかり把握するための、「現地調査」です。
今回のK様邸では、特に気になったのが、サイディングの目地にあるコーキング(シーリング)のひび割れや破断です。コーキングが切れてしまうと、そこから雨水がじわじわと建物内部に浸入するリスクが高まるため、徹底的な「打ち替え」が必要となります。
さらには、サイディング自体の浮きや、瓦屋根の重要な防水要である「漆喰(しっくい)」の傷みも発見。これらをそのままにしては住まいを長持ちさせることはできません。
ではここからは、現地調査を行った様子をご紹介します。
外壁の様子
K様邸の外壁には「外壁通気構法」という、工法が採用されていました


「外壁通気構法」とは?
防水紙とサイディングの間にあえて「空気の通り道(通気層)」を設ける工法のこと。この通り道があるおかげで、家の中から出た湿気や、外から万が一浸入してしまった雨水を、スムーズに外へ排出して乾燥させることができます。
この工法の最大のメリットは、お家の土台や柱を腐らせる天敵「内部結露」を防ぎ、住まいの寿命をグンと延ばせる点にあります。湿気がこもらないためカビやダニの発生も抑えられ、ご家族が健康に、そして夏も遮熱効果で快適に過ごせるという、お家にとって良いこと尽くしの仕組みなんです。
一方で、あえて壁の中に隙間を作っている分、「サイディングが浮きやすい(ガタつきやすい)」という繊細な一面も持ち合わせています。また、空気の入り口や出口がゴミや施工不良でふさがってしまうと、せっかくの通気効果がまったく発揮できなくなってしまうという注意点も…。だからこそ、私たちのような専門業者が定期的にチェックし、浮いている部分をしっかりと「釘で増し打ち」して固定したり、通り道をふさがないよう正しい知識でメンテナンスしたりすることが、住まいを長持ちさせるために何より重要になってきます。
外壁の部分的な浮きやひび割れが発生していました




サイディングの浮きによってできた隙間やひび割れは、雨水の格好の侵入口になります。
最初はわずかな水分であっても、隙間からじわじわと内部へ浸入し、柱や土台といった骨組みとなる木材を腐らせてしまいます。一度木材が腐食すると、住まいの強度が大幅に低下するだけでなく、室内の天井や壁からの「雨漏り」に直結します。
躯体の湿気の影響で、部分的な「膨れ」が発生していました
現地調査を進めていくと、窓まわりの外壁部分に、建物の内部(躯体)から発生した湿気が原因とみられる、部分的なサイディングの「膨れ」や「浮き・歪み」が発生しているのを発見しました。

窓などの開口部は、どうしてもお家の中で最も湿気が集まりやすく、雨水の通り道にもなりやすい非常にデリケートな場所です。先ほどご紹介した「外壁通気構法」がしっかりと機能していても、経年劣化によって防水性が落ちてくると、壁の内部にわずかな湿気が溜まり、このようにサイディングボードを押し出すような変形(膨れ)を引き起こしてしまいます。
経年劣化で硬化し、ひび割れてしまったシーリング


サイディングの目地やサッシまわりにあるシーリングは、住まいを雨水から守るための大切な「防水の要」です。現地調査では、完全に弾力性を失って硬くなり、あちこちでひび割れや破断が起きている状態でした。
シーリングがここまで硬化して割れてしまうと、雨水の絶好の浸入経路になってしまいます。 隙間から入り込んだ水分を外壁材が吸い、それが太陽光で乾く……という悪循環を繰り返していくと、やがて外壁材そのものが反り返ったり、表面がボロボロと剥離したり、最終的には建物内部への深刻な雨漏りへとつながってしまいます。
付帯部にも、いくつかの劣化サインがあらわれています


屋根の裏側にあたる「軒天井」には、はっきりと分かる大きなシミが発生しています。軒天井は普段直接雨が当たらない場所であるため、ここにシミができるということは、上部の隙間から雨水が回り込んでいる、あるいは湿気が著しく滞留している証拠です。
さらに、雨水を地上へと逃がす「竪樋(たてどい)」にもグニャリとした変形が確認できました。これを支える「竪樋打込み金具」も緩んで浮いてしまっている状態です。金具が浮いて雨樋が変形すると、大雨の際に正しく排水できずに水が溢れ出し、外壁を激しく汚したり、お家の中に水が侵入する二次被害につながったりしてしまいます。
屋根の様子
瓦屋根の漆喰(しっくい)部分の傷みが進んでいました
漆喰は主に、瓦屋根のてっぺんや山になる部分にある「棟瓦(むねがわら)」の施工に使われています。棟瓦と平部の瓦の隙間(面戸)を埋めているもので、下から屋根を見上げたときにチラリと見える、半月型の白い部分が漆喰です。
頑丈な瓦そのものに比べて漆喰の寿命は短く、一般的には20年前後で朽ちてきたり、ポロポロと剥がれてきたりしてしまいます。そのため、瓦屋根であっても定期的なメンテナンスがどうしても欠かせません。
K様邸の屋根を近くで確認すると、長年の雨風によって漆喰が劣化しているだけでなく、瓦の表面に苔や汚れも蓄積している状態でした。


傷んでしまった古い漆喰は職人の手で丁寧に取り除き、新しく真っ白で強固な漆喰をしっかりと詰め直していきます。
施工の流れ
足場を組み立て、メッシュシートを取り付けます
まずは職人が安全に、そして一文字一文字丁寧に、安定した足元で最高の塗装ができるようにしっかりと「足場」を組み立てていきました。


そして、足場の仮設と同時に、家全体をぐるりと囲むように「メッシュシート」を取り付けます。
これは職人の安全を守るためだけではなく、この後に行う高圧洗浄の水しぶきや、塗装の際の塗料が風でご近所様のお家に飛び散らないようにするための、とても大切な「目配り・気配り」のシートでもあります。
塗料の密着性を高める「高圧洗浄」
家全体の汚れを一気に洗い落とす「高圧洗浄」の工程です。
どんなに高級で良い塗料を使っても、外壁や屋根の表面に苔(コケ)やカビ、積年の埃などの汚れが残ったまま上から塗ってしまうと、塗料がしっかりと密着せずに数年でポロポロと剥がれる原因になってしまいます。そのため、この洗浄作業はお家全体の「化粧落とし(洗顔)」にあたる、非常に重要なステップなのです。
写真を見ていただくと分かる通り、水が当たった部分から本来の明るい美しさがみるみる戻っていきます。




スクエア小窓のまわりから雨水が侵入…下地からの解体・撤去作業




光とりのスクエア小窓の周辺には、外壁の「浮きや歪み」による雨水の浸入が起こっていました。
まずは窓の格子を取り外し、サイディングを慎重に剥がしてみることに。すると、中からは長年の雨水と躯体の湿気によって完全に腐食し、ボロボロになってしまった木下地と防水シートが姿を現しました。
このような見えない部分の痛みを放置したまま、塗装をしたりするわけにはいきません。 お住まいを根本から健康な状態に戻すため、まずはこの腐食してしまった木下地と防水シートを、職人の手で一つひとつ丁寧に解体し、きれいに「撤去」する作業から進めていきます。
古くなって硬化したシーリングの「完全撤去」
続いて「シーリング(コーキング)」の打ち替え作業に入ります。まずは古いシーリングをカッター等の工具を使って一つひとつ綺麗に「剥がして撤去」していきます。
写真のように、劣化したシーリングを引っ張ると、まるで古いゴムのようにプチプチと剥がれていきます。
この撤去作業をどれだけ徹底して行い、目地の溝をまっさらな状態に戻せるかで、新しく打ち換えるシーリングの寿命が大きく変わってきます。


サイディングの「釘増し打ち」
最初にご紹介した、経年劣化や湿気によって発生していたサイディングの「浮き」や「歪み」。
これらをそのままにして上から塗装をしても、外壁材が動いてしまってすぐに塗膜が割れたり、隙間からまた雨水が入り込んだりしてしまいます。そこで、外壁材を元の正しい位置へとしっかり固定するために「釘の増し打ち」を行います。
作業は単純に釘を叩き込むわけではありません。写真のように、まずはドリルを使って慎重に下穴をあけてから、ハンマーで1本ずつ丁寧に釘を打ち込んでいきます。下穴をあけずにいきなり強い衝撃を与えてしまうと、デリケートなサイディングボード自体がバキッと割れてしまう恐れがあるため、ここでもプロの繊細な加減が求められます。


塗料とシーリングの寿命をのばす!鉄部のケレン・錆止め塗布
下地補修に続き、塗装やシーリングの「持ち」を決定づける細かな下地調整を進めていきます。
ケレン専門の道具を使って表面をゴシゴシと擦る「ケレン作業」を行います。これは古い錆や汚れを落とすだけでなく、金属の表面に目に見えない微細な傷をつけることで、塗料がガッチリと食い込むための「足がかり」を作る大切な一手間です。このケレンを丁寧に行ったあと、赤錆の発生を防ぐための「錆止め塗料」を隅々まで塗り込んでいきました。




シミの原因を根本から解決!傷んだ軒天井の張替え工事
現地調査の段階で、大きな雨染みが見つかっていた軒天井。
表面のシミの上からただペンキを厚塗りして隠すのは簡単ですが、それでは「なぜシミができたのか」という根本的な原因の解決にはなりません。中に湿気がこもったままだと、家の骨組みをじわじわと腐らせてしまう恐れがあります。
そこで、大工工事を併行して行い、傷んで強度の落ちてしまった古い軒天ボードを職人の手で一度きれいに剥がして「撤去」いたしました。


下地材を補強して、張替え工事を進めていきました。
外壁補修工事
腐食してしまった木下地と古いシートをすべて撤去した後は、いよいよ新しい外壁へと生まれ変わらせる復元作業です。
家を雨水から守る最重要ラインである「透湿防水シート」を、スクエア小窓の開口部に合わせて隙間なく新設します。これで内部への水の侵入対策は万全です。
続いて、その上から新しい「サイディングボード」を張っていきます。写真(右)をご覧の通り、既存のレンガ調の外壁デザインや、小窓の複雑な形状に合わせて、職人が1ミリ単位で寸法を合わせてきれいに加工し、丁寧に張り合わせました。
これで表面の「浮きや歪み」はもちろん、壁の内部まで完全に新築時のような健康な状態へと元通りになりました。


家を守り輝かせる「3回塗り塗装開始!」
徹底的な洗浄、こだわりの下地補修、そして大工仕事による外壁の張替えまで。すべての「下準備」が整いました。
中沢塗装では、基本となる「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りを徹底し、ローラーを使って一塗り一塗り厚みを持たせながら丁寧に仕上げていきます。
写真(上段・下段左)は屋根のすぐ下にある破風板(はふいた)の塗装、そして写真(下段右)は先ほど解体・撤去を行った軒天井の塗装です。新しく張り替えた真っ新な有孔(穴あき)の軒天ボードに、湿気やカビに強い専用の塗料をしっかりと塗り込んでいきます。
どんなに下地を丁寧にやっても、最後の塗装が雑では意味がありません。逆に、どんなにきれいに塗っても、下地が手抜きなら数年で剥がれてしまいます。両方を120%のクオリティでやり遂げてこそプロの仕事。塗装によって見る見る美しく生まれ変わっていく様子に、私たちも非常にやりがいを感じられる瞬間です。










シーリングの打ち替え作業
まっさらになった目地に新しい命を吹き込む「シーリングの打ち替え」を行っていきます。
注入した後はスピードと技術が命。写真(下段右)のように、専門のヘラを使って職人の手でグッと押し込むように圧着させながら、表面を美しく、平らに均していきます。この絶妙な力加減によって、気泡を残さず、外壁とシーリングを完全に一体化させることができるのです。




最終確認を行い、足場を解体して完成です
約1ヶ月に及ぶすべての工程が完了し、最終点検・足場解体を経て、無事に完工いたしました!
お施主様のこだわりが詰まった外壁は、クリヤー塗装によって深みと上品な風合いが格段にアップ。ブリック調のアクセント外壁や付帯部、雨戸などの細部まで、まるで新築時の輝きを取り戻したかのような、重厚感のある素晴らしい仕上がりになりました。
K様、このたびは数ある塗装業者の中から中沢塗装にご依頼いただき、誠にありがとうございました!アフターフォローも含め、今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

今回の素晴らしい仕上がりの大きなポイントは、徹底的な下地補修はもちろんのこと、お施主様と一緒にこだわり抜いた「配色センス」と、お家の特徴に合わせた「的確な塗料の選別」にあります。
メインとなる外壁には、高級感のあるレンガ調の風合いや立体感をそのまま美しく保護・再生する塗料をセレクト。そして、お家の顔となる中央の縦ラインと玄関まわりには、全体をパッと明るくモダンに見せる気品あるアクセントカラーを配置しました。
さらに、シャッターボックスや雨樋、窓まわりのアクセントとなるスクエア小窓の格子にいたるまで、付帯部(細かいパーツ)のカラーをダークトーンで統一。この絶妙な色の引き算によって、全体のデザインがボヤけることなく、スタイリッシュで重厚感のある美しい佇まいに仕上がっています。
塗料はただ「耐久性が高ければいい」というわけではありません。そのお家が持つ本来の魅力を120%引き出す配色と、適材適所の塗料選別を行ってこそ、眺めるたびに嬉しくなるような「きれいな仕上がり」が実現します。


屋根の漆喰も新しくなり、建物の防水性・耐久性もこれでバッチリ回復。今後も長く安心してお住まいいただけます。


お客様の声
中沢塗装さんにお願いして、本当に良かったです。外壁の塗装とシーリングの打ち替え、サイディングの補修を松戸市で依頼しましたが、最初の説明がとても丁寧で、安心感がありました。職人の方々は、こちらからの質問に親切に対応してくださり、不安を解消してくれました。特に、作業中に気になった部分をすぐに確認し、きちんと手を入れていただいた点には感謝しています。職人さんは2人ついてくださり、要所要所で確認が必要な際は社長さんが説明しにいらしてくださりました。仕上がりはとても綺麗で、毎日快適に過ごせてします。また次回もお願いしたいと思います。






