松戸市Y様邸 屋根カバー工法・外壁塗装・付帯部塗装・駐車場の床塗装工事

こんにちは!松戸市の外壁塗装・屋根塗装専門店、中沢塗装です!当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、松戸市で行いました屋根のカバー工事と外装塗装工事をご紹介します。

当社OBのお客様からのご紹介で、お問い合わせくださったY様。
ご自宅の築年数が経ち、外壁の浮きや汚れ、屋根の劣化に悩まれていました。

当初は「屋根は塗装でお願いしたい」とのご希望でしたが、調査の結果、既存の屋根材はニチハの「パミール」であることが判明。
パミールは特殊な素材のため、塗装では十分な耐久性を確保することが難しい屋根材です。この先の末永い安心をご提供できる方法として「屋根カバー工法」をご案内させていただきました。

実施した工事内容

  • 屋根カバー工法
  • 外壁塗装
  • シーリング工事
  • アンテナ撤去・壁付けアンテナの設置
  • ベランダ防水工事
  • 駐車場の床塗装
エリア

千葉県松戸市

お施主様名

Y様

・費用:258万円(税込)
・工期:約1ヵ月

使用商材

  • 【屋根】:アステックペイント「フッ素REVO」/日本ペイント「ファインフッ素」(正面のガルバリウム鋼板部に吹付塗装)
  • 【外壁】:ニチハ/「横暖ルーフ」
  • 【駐車場】:東日本塗料「フローンエコプラ速乾」「フローンヌルサット」
目次

現地調査時の様子

Y様邸は道路に面しており、周囲は畑が多い立地環境でした。そのため、外壁には土埃や砂埃、排気ガスなどが付着しやすい環境といえます。

外壁全体が黒ずんでおり、汚れやカビが広がっていました。
正面は、ガルバリウム鋼板が張られていていました。
日の当たりにくい壁面には苔が発生しています。
屋根の上にTVのアンテナは劣化が進んでいました。
既存の屋根材は「パミール」です。塗装によるメンテナンスができない屋根材です。
「パミール」特有の層間剥現象が見られました。
リフォームを機に駐車場の床塗装もご依頼いただきました。
外壁の一部が浮いている状態です。

現地調査の結果、外壁材の防水機能が弱まり、汚れや湿気の影響を受けやすくなっていることが分かりました。
ご予算の範囲で美観を回復し、しっかりと耐久性を高められる施工プランをご提案いたします。

ご提案内容

屋根について

屋根材の表面がミルフィーユ状に剥がれてきているのがわかります。一度剥がれが起こると、再塗装しても根本的な解決にはつながりません。
アンテナの取付金具の部分に赤茶色のサビがかなり出ています。このままでは強風時に折れたり、倒壊したりする恐れがあります。

既存の屋根材は、ニチハ製のスレート屋根材「パミール」です。

「パミール」は1996年頃~2008年頃まで販売された屋根材で、当時は軽量で施工しやすく、普及したスレート系屋根材のひとつでした。劣化すると、表面がミルフィーユ状に剥がれるので、塗装をしても密着せず、メンテナンス効果が得られないのが特徴です。

そこで、ニチハの「横暖ルーフ」によるカバー工法をご案内。既存の屋根の上から新しい屋根材を被せることで、撤去費を抑えながら見た目も美しく、長持ちする屋根にできることをご説明しました。既存のテレビアンテナは撤去して、壁付けタイプへと変更します。

「横暖ルーフ」は断熱性が高いため、屋根からの熱の影響を受けにくくなります。その結果、夏は涼しく、冬は暖かい快適な暮らしに。冷暖房の効きもよくなるので、家計にもやさしい屋根材です。

外壁について

立地環境から汚れが付着しやすい傾向に在りました。汚れの付きにくい塗料を選定します。
紫外線や雨風による塗膜劣化が見られます。耐候性・耐久性の高い塗料を選定します。

外壁は、耐久性の高いフッ素塗料での再塗装をご提案しました。紫外線や雨風に強い「耐候性」のある塗料で、汚れにくく、カビや苔が発生しにくい特徴もあります。

  • メイン外壁:アステックペイント「フッ素REVO」
  • 正面部:日本ペイント「ファインフッ素」

施工のポイント

まずは高圧洗浄で、汚れを丁寧に落としていきます

高圧洗浄を行うだけでもこれだけの汚れやカビが落ちていくのが分かります。まずは全体的な汚れを落として、塗装前の下地を整えていきます。

古くなったシーリング材を撤去

外壁の目地部分にカッターを入れて、古くなったシーリング材を撤去していきます。密着不良やひび割れを防ぐため、新しいシーリング材に打ち替える前の重要な工程です。

浮いてしまったサイディング壁を補修します

外壁が浮いたままでは、建物の耐久性は維持できません。浮いた外壁は専用のビスで固定して補修します。見た目を整えるだけでなく、雨漏りや劣化を防ぎ、家を長持ちさせるための大切な工程です。

窓まわりや玄関周りのコーキングも丁寧に行います

コーキングのやり替えは、建物の寿命を延ばしたり守ったりするだけでなく、仕上がり時の見た目の良さも整えることができます。

凸凹のあるガルバリウム鋼板にはケレンを行い、吹付塗装を

ケレン作業で、サビや古い塗膜を除去します。そのことで、新しい塗料の密着を良くすることができます。
正面部のガルバリウム鋼板は、日本ペイントの「ファインフッ素」で吹付塗装しました。この塗料は、耐候性・耐久性・低汚染性に優れた高性能塗料です。

外壁は隅々まで塗装していきます

外壁と屋根だけでなく、破風板・鼻隠し・雨樋・軒天・水切り・基礎のほか、シャッターボックス、ベランダなども同時に再塗装しました。

通常、足場を組むだけでも10万円〜20万円程度かかるのが一般的。部分ごとに別々のタイミングで工事をすると、そのたびに足場代が何度も発生してしまいます。

一度に塗装しておけば、足場の費用は1回分で済むため、結果的にトータルコストを抑えることができます。

破風板の塗装の様子
外壁塗装の様子
基礎部分の塗装も行い、防水性と美観を取り戻します。
ベランダは「アセトン拭き」で、既存のコーティングをふき取ります。

リフォームを機に、隅々まで塗装を行うことで、家自体の健康寿命を延ばすことができます。

屋根はカバー工法・TVアンテナは壁付けに交換

既存の屋根はそのままで、防水シートを張り、新しい屋根材を葺いていきます。
屋根の棟部分に換気口を設置しました。空気の流れを付けて「湿気対策」を行います。
「カバー工法」を用いて、きれいに葺き替えました。
壁付けアンテナを新設し「安心」をご提供。

完成です!

ネイビーブルーとスカイブルーを組み合わせた外観は、爽やかさと落ち着きが同居する仕上がりになりました。濃淡のコントラストが建物を引き立て、通りから見ても一際スタイリッシュな印象です。

建物は立地条件によっても劣化具合は異なります。
たとえば、大通りに面していれば排気ガスや砂埃の影響を受けやすく、海に近ければ塩害によるサビのリスクが高まります。また、日当たりや風通しの違いでも、外壁や屋根の傷み方は大きく変わってきます。

だからこそ、そのお住まいに合った最適な塗料を選び、ご提案するのが私たちの役目です。
お客様の暮らし方やご予算もふまえて、長持ちして安心できるプランを一緒に考えてまいります。

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この記事を書いた人

株式会社中沢塗装の代表、中澤嘉寛です。この度は当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。当社は松戸市で塗装業を営む塗装職人店です。塗装を検討しているけど、どこに頼んだらよいのかわからないというお客様、当店は完全無料でお見積りさせていただいています。塗装だけで50年以上、2000件以上の現場を見てきた私共に、ぜひお気軽にご相談ください!

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