流山市I様邸 外壁塗装・屋根塗装・バルコニー防水工事・サイディングの目地打ち替え

松戸市の外壁塗装、屋根塗装専門店、中沢塗装です!当店のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、流山市で行いました外装工事をご紹介します!

I様邸の外壁は、1階と2階が【サイディング仕上げ】、3階部分は【モルタル壁】という構成でした。サイディングには一部浮きが見られ、モルタル壁にはひび割れが目立ちはじめていたため、「そろそろ外壁のメンテナンスを…」とご相談いただきました。

数社にお見積もりを依頼されたなかで、当社が取り扱う【WB多彩仕上げ工法(ウォールバリア)】にご注目いただいたI様。
「今の外壁の雰囲気を活かしながらも、イメージチェンジができる」という点に魅力を感じていただき、最終的に当社にご依頼くださいました。

実施した工事内容

  • 外壁塗装(WBアート多彩仕上げ)
  • 屋根塗装(シリコン塗料)
  • バルコニー防水工事
  • サイディング目地の打ち替え
  • サイディングの下地補修
  • モルタルひび割れ補修
  • アクリル屋根の洗浄
エリア

千葉県流山市

お施主様名

I様

  • 費用:155万円(税込)
  • 工期:約3週間
  • 築年数:約25年

使用商材

  • 【外壁】スズカファイン株式会社製/WB多彩仕上げ工法(ウォールバリア)
  • 【屋根】シリコン塗料+タスペーサー
目次

現地調査時の様子

サイディング壁の一部に浮きがあるのを気にされていました。また、北側の壁にはコケも発生していました。
モルタル壁にはひび割れや塗膜の剥がれなどが目立ち、劣化もかなり進んでいました。

サイディングは気温や湿度の変化で膨張・収縮を繰り返します。
特に直射日光が当たりやすい南面では、熱の影響で反りや浮きが起こりやすいです。

屋根は塗膜が劣化し、色あせのほか、カビやコケが目立っていました。
紫外線や雨水、湿気の影響で防水層が劣化していました。放っておくと雨漏りの原因にもつながります。

ご提案内容

外装の状態を丁寧にチェックさせていただいた結果、屋根についてはタスペーサーの設置をご提案。
耐久性と美観を両立できるよう、シリコン塗料による再塗装でプランニングしていきました。

また、3階部分のモルタル壁にはひび割れが目立っていましたので、
部位ごとに最適な方法で補修を行い、その上からシリコン塗料でしっかりと仕上げるプランをご案内しました。

サイディング壁に関しては、以下の3つの施工方法をご提案しました。

  1. 外壁を一色で塗り上げる「単色塗りつぶし仕上げ」
  2. 外壁の柄やデザインはそのままに、透明な塗料でコーティングしてきれいに保つ「クリア塗装」
  3. デザイン性に優れた「WBアート多彩仕上工法」

この中からI様が選ばれたのは、WBアート多彩仕上工法
ご自身でもホームページなどでしっかりと調べられたうえで、「単色では物足りない」との理由から、多彩な表情が出せるこの工法にご興味を持たれました。

I様はご自身で立面図を手描きされるほどイメージが明確だったため、施工前にはメーカーのカラーシミュレーションを活用し、理想の色味やデザインを一緒に形にしていきました。

I様自身で描かれたイメージ図

WBアート多彩仕上げ工法とは?

「WBアート多彩仕上げ工法」は、スズカファイン株式会社が開発した特殊な塗装技術で、サイディング外壁の模様や立体感を美しく再現することができます。

特徴と魅力

多彩な色合いで立体感を演出
複数の色を重ねて塗ることで、1色塗りでは出せない「陰影」や「奥行き」が生まれ、まるで張り替えたような仕上がりに。

既存の模様を活かせる
元のサイディングの模様(木目・レンガ風など)を活かしながら、美しくよみがえらせます。既存デザインをそのままに、新築時以上の美観を実現。

認定施工店のみが取り扱える安心品質
この工法は、専門的な技術が求められるため、メーカーが認定した施工店のみが施工可能。中沢塗装はこの認定施工店のひとつです。

5層仕上げで耐久性も安心
下塗りからクリアトップまで5工程で丁寧に仕上げるため、見た目だけでなく、耐候性・防汚性にも優れています。

ビフォー・アフターで見比べてみましょう

施工前
施工後
施工前
施工後

「WBアート多彩仕上げ工法」は、こんな方におすすめです!

✔ サイディングの模様を残したいけれど、クリア塗装では物足りない
✔ 単色塗装ではイメージが変わらず、もっとデザイン性を出したい
✔ 張り替えほどの費用はかけたくないけれど、見た目にはこだわりたい


施工のポイント

養生は入念に

屋根や外壁の高圧洗浄を含む塗装工事では、
どうしても水しぶきや塗料の飛散が発生する可能性があります。

そのため中沢塗装では、工事の前に近隣のお宅へご挨拶に伺い、
必要があればあらかじめ飛散防止のための養生(ビニールカバー等)を行うなど、
最大限の配慮を心がけております。

隣接した建物の場合、近隣の方々へご了承を得たうえで、養生をさせていただく場合もあります。

塗装工事は、塗装前の下地処理が肝心です

外壁や屋根の塗装は、ただ色を塗り替えるだけではありません。
塗装の仕上がりや耐久性を大きく左右するのは、塗る前の「下地処理」なのです。

まずは高圧洗浄で、落ちにくくなっていた汚れやコケを洗い流していきます。
I様の希望でアクリル屋根の洗浄も行いました。専用の洗剤を用いて手作業で丁寧に洗っていきました。
高圧洗浄後は、既存の雪止めに錆止めを施工しました。
下塗り後「タスペーサー」を設置して、屋根材の間に一定の隙間(通気・排水の道)を確保していきます。

このタスペーサーは、見た目には小さな部品ですが、雨水や湿気がコロニアル屋根の中にたまらないようにする大きな役割を担っています。

モルタル壁の細かいひびは、樹脂フィーラーで補強していきます。
深いひびは「Uカット工法」などでひびを削り、プライマー塗布後にコーキング材を充填し、さらにモルタルや塗装で仕上げていきます。
付帯物のケレン作業も丁寧に!
浮きのあったサイディングもしっかり補修します。
外壁塗装完了後、目地部分にシーリングを充填する「後打ち工法」で施工していきました。
後打ち工法では、完成した目地に直接シーリングを打ち込むので、
サイディング材との接着面が確実に確保され、高い防水性と耐久性が期待できます。

下地処理をしっかり行なったうえで、塗装を丁寧に施していきました

屋根は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3度塗りで仕上げます。
モルタル壁にも3度塗りを施し、丁寧に仕上げていきます。

完成です!

「WBアート多彩仕上工法」で施工した、I様邸の完成です。

白をベースにベランダと玄関周りには紺のアクセントカラーを施しました。

屋根もご覧の通り、光沢のある美しい屋根に蘇りました。シリコン成分の効果で、雨や紫外線に強く、汚れがつきにくいのも特徴です。
バルコニーの防水工事も無事に完了です。
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この記事を書いた人

株式会社中沢塗装の代表、中澤嘉寛です。この度は当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。当社は松戸市で塗装業を営む塗装職人店です。塗装を検討しているけど、どこに頼んだらよいのかわからないというお客様、当店は完全無料でお見積りさせていただいています。塗装だけで50年以上、2000件以上の現場を見てきた私共に、ぜひお気軽にご相談ください!

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